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ギャラリー > 実体顕微鏡のステレオ写真

ステレオ写真のページ


 左眼に赤、右眼に緑か青のフィルターを当てて見て下さい。立体視用の2色メガネは、共焦点顕微鏡や画像解析ソフトの付録についています。
 2色メガネが入手できない方は、このPDFファイル をダウンロードして、レーザープリンターやインクジェットプリンターを使ってOHPシートにプリントし、それを透かして見てみて下さい。 あるいは、色セロハンや写真用フィルターを2色用意して、目に当ててお使い下さい。
 平行法による横並びステレオ写真のPDFファイル(4.3MB!:カラー写真) も用意しました。
 赤・シアンステレオ写真のPDFファイル(1.7MB)はこちらです。


 各写真をクリックすると、別ウィンドウに大版の写真が出ます。もし出なければ、クリックしたまましばらく保持すると現われるメニューから、「新しいウィンドウでリンクを開く」を選択すると便利です。


三葉虫の頭部  7.5倍
化石の拡大写真。図の上が前方。左側が三葉虫の「おでこ」、右下が複眼。

三葉虫の背中  7.5倍
化石の拡大写真。図の右が前方。胴体の繰り返し構造が良く分かる。

集積回路  7.5倍
DIMM メモリーチップの差し込み部。下の大きな IC が RAM チップ。100 と書かれた小さいのがコントローラー。

ハムシの頭部  80倍
ハムシの死体を前方から撮影。奥行きが深いので、左右像とも15枚程度のモンタージュ。

銀の結晶  25倍
平面状の結晶系になる。
 
銅の結晶  30倍
樹状の結晶。

アサガオのつぼみ  7.5倍
非常に若い状態。

アサガオのめしべ  10倍
左のつぼみから花弁とおしべを除いた状態。

アサガオの柱頭  10倍
成熟した開花間近のつぼみから、花弁の一部を除いたもの。横向きになっている。

アサガオの葉  10倍
若い小葉。

ダニ  160倍
 コナダニの仲間 Histostoma。ハエそのものには寄生しないが、ハエのエサに大発生すると弱い系統に打撃を与える。より小型のトゲダニの仲間 Proctolaelaps は、ショウジョウバエの卵を食べるのでさらに脅威である。
 ショウジョウバエの研究室にとって、ダニは大敵である。他の研究室からもらったハエは、念のためしばらく別に飼育し、卵をさらし粉で洗って混じっているかも知れないダニを取り除いてから、メインの飼育室に移す。

ショウジョウバエ成虫  36倍
キイロショウジョウバエのメス。背側に規則的に生えた剛毛や、翅の少し後ろに飛び出した平均棍、産卵管から飛び出した卵などが分かる。

ショウジョウバエ成虫頭部  100倍
上と同じ標本の頭部のアップ。複眼の周囲の剛毛や、じょうご状に開いた口吻の構造が分かる。

翅原基のクローン細胞群  180倍
幼虫の体の中にある翅原基は、成虫の翅と胸部背中の表皮のもとになる。FRT-GAL4 法(メインページの解説参照)で細胞をラベルすると、ラベル後の時間に応じて、2、4、8個などのクローン細胞の集まりが観察される。

複眼原基のクローン細胞群  180倍
複眼原基は、図の左半分が複眼、右半分が触角のもとになる。左端の突起の部分が、複眼と脳を結ぶ視覚神経の束。FRT-GAL4 法でラベルされた視細胞から神経線維の束が伸びている。

成虫脳の in situ 染色  180倍
NBT/BCIP染色標本。昆虫の脳では、神経の細胞体は脳表層のみに存在する。手前側と向こう側の表層に分布する細胞が分かる。各細胞はここから脳深部へ線維を伸ばし、互いにシナプス結合する。

成虫脳のDGI神経細胞  180倍
GAL4エンハンサートラップ系統を使ってtauレポーター遺伝子を発現させた標本の、抗tau抗体染色。tauは軸索に沿って分布する。脳の側方の細胞体から内側へ投射する、左右1対の Dorsal Giant Interneuron (DGI) 細胞の線維構造が分かる。

成虫脳のキノコ体とDGI神経細胞  180倍
別のGAL4エンハンサートラップ系統でtauレポーター遺伝子を発現させた標本。DGI細胞に加え、キノコ体の細胞と、脳の後方からキノコ体全部へ投射する介在神経がラベルされている。


撮影のノウハウ:
 ニコン社 SMZ1500 実体顕微鏡に、立体撮影用写真鏡筒(試作品)を取り付けて撮影。実体顕微鏡はステレオ立体像が見られることが最大の特長なのにも関わらず、左右の画像を切り替えて撮影できる写真鏡筒は、現時点では各社とも製品化していない。そこへニコンが同社の写真鏡筒を改造した試作品を作ってくれたので、試用してみた。
 デジタルカメラの CCD は小さいので、写真鏡筒とカメラをつなぐCマウントアダプターに等倍(レンズ無し)のものを使うと、視野の一部しか撮影できないために解像度が落ちる。また光量の一部しか CCD に入らないため、暗くなってしまう。視野のほぼ全体を画像に収めるには、2/3インチCCD を使ったデジタルカメラには0.63倍、1/2インチCCD を使ったデジタルカメラには0.45倍程度のCマウントアダプターレンズが必要である。しかし多くのCマウントアダプターレンズは、ビデオ用の低画質設計で、高解像のデジタルカメラには収差が大きすぎて使えない。ライカ社の0.63 倍C マウントアダプターが高画質なので、これをニコンの写真鏡筒に組み合わせた。
 デジタルカメラには、2/3インチCCD を使ったツァイス・プログレス3012 デジタルカメラを使用した。
 奥行きのある物体では、ピントが一部にしかあわない。そのような場合は、すこしづつピントをずらせて撮影した 2〜10 枚から、ピントのあった部分だけを投げ縄ツールで選択してコピー&ペーストし、フォトショップでモンタージュしてある。このさい投げ縄ツールの「ぼかし」を、精細度に応じて 5〜20 ピクセルに設定し、アンチエイリアスをオンにすると、コピーの境界がスムーズにつながる。また、ピントのあった部分だけでなく、それに加えて画像の対角線の両端を少しだけ投げ縄で選択してからコピー&ペーストすると、重ね合わせの位置決めが非常に楽になる。

(C)基礎生物学研究所・細胞増殖研究部門・伊藤 啓 2001.4.18

このページの作成・管理は:itokei@iam.u-tokyo.ac.jp